M.S.さん
勤務先いろり家 施設長
年齢51歳
勤続年数6年
私の仕事デイサービス懐かし処いろり家 施設長
当施設は、明るく活気に満ちた雰囲気が特徴です。職員同士のコミュニケーションも活発で、業務中はもちろんのこと、休憩時間にも笑顔が絶えません。
互いにサポートし合い、助け合いの精神が根付いているため、困ったときや忙しいときにもすぐに手を差し伸べられる環境が整っています。
また、業務についての相談や意見交換も気軽にできるため、各自が安心して成長できる職場です。
新人の方もすぐに馴染めるように、先輩職員が丁寧にフォローし、一人ひとりが無理なく自分の役割を果たせるよう心がけています。
当施設では、基本的に残業はほとんど発生しないように運営されています。
スタッフ一人ひとりが業務を効率的に進められるよう、業務の分担や手順を工夫し、日々のスケジュールをしっかりと管理しています。
そのため、業務時間内に仕事を完了できることが多く、ワークライフバランスが自然と整う環境です。
また、個々の職員の生活スタイルや家庭の事情に配慮しながらシフトを組むなど、働きやすさを第一に考えています。
仕事とプライベートの時間をしっかりと確保できることで、職員が心身ともにリフレッシュでき、充実した生活を送れるよう支援しています。
私が日々心がけているのは、利用者様やそのご家族が本当に求めていることに気づき、それにしっかりと応えられるよう、常に視野を広く保つことです。
そのためには、一人ひとりの表情や仕草、ちょっとした変化にも敏感であることが大切だと考えています。
直接言葉にされないニーズや、微妙な心の動きを感じ取るために、周囲に気を配り、相手の立場に立って考える姿勢を意識しています。
また、職員に対しても同様に、互いに支え合えるチームであるために、コミュニケーションを大切にし、細やかなサポートができるよう心がけています。
このようにして、利用者様が安心して過ごせる空間づくりと、職員が働きやすい環境の両立を目指しています。
入社してよかったと感じる点は、何よりも信頼して仕事を任せてもらえる環境が整っていることです。
会社全体が職員を信頼し、各自の能力を活かして任務を遂行することを奨励してくれます。
そのため、自分の役割に責任を持ちながらも、自由に様々なことに挑戦できる機会が与えられます。
新しいアイデアや提案を歓迎してくれる文化があり、実際に自分の考えを業務に反映させることができるため、日々の仕事にやりがいを感じています。
また、挑戦することでスキルが向上し、自分自身の成長を実感できることも大きな魅力です。
このような環境で働けることは、私にとって非常に幸運なことであり、仲間たちと共に成長し続けられる喜びを感じています。
今後のビジョンとして、私たちレークケアが地域に貢献していくために、介護事業部として果たすべき役割を明確にし、それに向けて不断の努力を重ねていきたいと考えています。
具体的には、地域の皆様が安心して生活できるよう、質の高い介護サービスを提供することが私たちの使命です。
そのためには、職員一人ひとりが専門性を高めるための研修や教育を受け、スキルを向上させることが不可欠です。
また、地域のニーズに耳を傾け、利用者様やそのご家族の声を真摯に受け止めて、サービスの改善や新たな取り組みを進めていきたいと思っています。
さらに、地域の他の福祉機関や医療機関との連携を強化し、情報を共有しながら、より包括的な支援を行える体制を整えていくことも重要です。
これらの努力を通じて、レークケアが地域社会の一員として信頼される存在であり続けることを目指して、これからも邁進していきたいと考えています。
私のプライベートでは、最近折り紙に非常に魅了されています。
実は、折り紙は利用者様とのレクリエーション活動の一環として取り入れていたのですが、自分自身がその奥深さに引き込まれてしまいました。
今では単純な形だけでなく、複雑で高度な折り紙にも挑戦しており、色々な折り方や技法を学びながら楽しんでいます。
折り紙の繊細な作業に集中することで、心が落ち着き、リラックスした時間を過ごせるのも魅力の一つです。
完成した作品は職場にも持って行き、利用者様や同僚に見てもらったり、一緒に折ったりして楽しんでいます。
こうした趣味が、仕事とプライベートの良いリフレッシュにもなり、毎日を充実させてくれています。
AM7:45~
出社
出社後、まず私が行うのは、スタッフの一日の配置やその日の業務の流れを確認し、適切に指示を出すことです。
各スタッフがスムーズに業務を進められるよう、必要な対応や役割分担を明確にし、日々のサービスが滞りなく提供されるよう努めています。
また、利用者様のご来訪に合わせて、送迎の配車も慎重に調整します。
利用者様それぞれのお住まいの場所や希望される時間に応じ、効率的かつ安全なルートを考慮しながら配車を組み立てることが求められます。
こうした業務の調整は、利用者様が安心してサービスを受けていただくために欠かせない部分であり、常に細かな配慮を欠かさず、スタッフと連携しながら進めています。
AM8:30~
利用者様のお迎え
利用者様のお迎えは、私たちが日々心を込めて行っている大切な業務の一つです。
送迎車で各ご自宅まで伺い、お迎えした利用者様一人ひとりに笑顔で挨拶をしながら、安心して施設に来られるよう心掛けています。
また、移動中も快適に過ごしていただけるよう、車内の温度調整や安全確認を徹底し、利用者様の状態に合わせて配慮を忘れないようにしています。
中には、送迎中に短い会話を楽しみにしている利用者様もおられるため、ちょっとしたお話を交えながら、リラックスした雰囲気を大切にしています。
こうした送迎の時間も、利用者様にとっての大切なひとときであり、信頼関係を築くための貴重な機会と考えています。
AM9:30~
利用者様と挨拶
利用者様とお会いする際には、必ず笑顔であいさつを心掛けています。
施設へお迎えする瞬間は、利用者様との一日の始まりを告げる大切な時間ですので、元気に声をかけることで安心していただけるよう努めています。
また、あいさつを交わすだけでなく、最近ご自宅でどのように過ごされていたかをお聞きし、何気ないお話から体調やご様子に変化がないかも確認しています。
利用者様のちょっとした表情や仕草からも、普段との違いを感じ取るように注意を払い、気になる点があれば、すぐにスタッフ間で情報を共有し、早めの対応に繋げています。
このように、挨拶を通して利用者様との信頼関係を築きながら、安心して過ごしていただける環境づくりを大切にしています。
AM9:45~
入浴介助 フロア見守り
入浴介助やフロアの見守りにおいて、利用者様に快適に過ごしていただくことを最優先に心掛けています。
まず、利用者様が施設に到着された際には席にご案内し、その後、フロア全体の様子を見守りながら、必要に応じてお声がけを行っています。
いろり家では、利用者様が自分らしく、やりたいと思うことを見つけて自由に過ごせるような環境を提供しています。
そのため、私たちスタッフは、ただ見守るだけでなく、利用者様の興味や関心を引き出せるような声かけやサポートを心がけています。
たとえば、折り紙や塗り絵、簡単な運動など、利用者様が自然に手を伸ばせる活動をさりげなく提案しながら、やりたいことが見つかるお手伝いをしています。
また、利用者様が自分のペースでリラックスした時間を過ごせるよう、距離感にも気を配り、安心できる空間を提供しています。
こうした取り組みによって、利用者様が毎日を楽しく過ごせるようサポートすることが私たちの役割だと感じています。
AM11:40~
ストレッチ 口腔体操
利用者様には、軽く体を動かすストレッチや口腔体操を取り入れて、リラックスしていただける時間を設けています。
ストレッチでは、筋肉を無理なくほぐすことで、体が温まり、リラックス効果が得られるようにしています。
また、口腔体操では、お口の周りの筋肉をしっかりと動かすことで、会話や食事の際に重要な筋肉を鍛えることができ、健康維持にもつながります。
これらの体操は、一人ではなく、みんなで楽しく行うことを大切にしています。
みんなでリズムに合わせて体を動かしたり、笑顔で声を出しながら口腔体操を行うことで、場が和み、自然と笑顔が生まれます。
体操の合間に簡単な声かけや拍手を入れたり、利用者様同士でお互いを励まし合うこともあります。
こうして、運動を楽しみながら、身体機能や口腔機能の維持・向上を目指し、皆様が毎日を元気に過ごせるサポートを行っています。
PM12:00~
昼食配膳 昼食見守り
昼食の配膳時には、利用者様においしいお昼ご飯をスムーズに楽しんでいただけるよう、丁寧に準備を行っています。
一人ひとりの席に合わせて配膳し、食事の際の安全や快適さに気を配りながら、必要なサポートも心がけています。
お食事中には、利用者様が食事をしやすいように、様子を見守り、適宜声をかけてリラックスして食事を楽しんでいただけるよう努めています。
また、昼食時間中に職員が交代で休憩を取れるよう、スタッフの配置にも工夫を凝らしています。
職員のリフレッシュタイムを確保することで、午後の業務にも集中でき、より良いサービスを提供できるようにしています。
昼食の時間は、利用者様にとってもスタッフにとっても大切なひとときであり、心地よく過ごしていただけるよう、気配りを大切にしています。
PM13:00~
レクレーションのサポート
いろり家では、利用者様に毎日を楽しく過ごしていただくため、バラエティ豊かなレクレーションを用意しています。
レクレーションの内容は、皆で一緒に盛り上がれるものから、一人で集中して楽しめるものまで幅広く、利用者様それぞれのニーズや好みに合わせて楽しめるよう工夫しています。
例えば、みんなで参加するゲームや体を動かすアクティビティでは、笑い声が溢れ、和やかな雰囲気の中で交流が深まります。
また、一人でじっくり取り組みたい方には、折り紙やパズル、手芸など、集中して楽しめるアクティビティを提供しています。
これらのレクレーションは、指先を使うことで脳を刺激し、リラックス効果や達成感を得ることができ、心身の活性化にも役立ちます。
スタッフは利用者様の反応を見ながら、サポートが必要な場面ではさりげなくお手伝いをしつつ、利用者様自身のペースで楽しめるよう配慮しています。
こうしたレクレーションを通じて、利用者様がいきいきとした時間を過ごせるよう支えています。
PM14:40~
100歳体操
いろり家では、おやつの前に「100歳体操」を行い、利用者様に適度な運動の時間を設けています。
この体操は、無理なく体を動かしながら、筋肉や関節をほぐし、運動不足を解消することを目的としています。
日常的に軽く体を動かすことで、身体の柔軟性を保ち、健康維持に役立つと考えています。
「100歳体操」は、シンプルな動きが中心ですが、定期的に続けることで効果が得られるため、利用者様にも好評です。
皆様と一緒に楽しく体操をしながら、リズムに合わせて体を動かすことで、場が和み、自然と笑顔が生まれます。
また、スタッフも利用者様に声かけをしながら、正しい姿勢や動きができるようサポートし、無理なく体をほぐしていただけるよう心掛けています。
こうした運動の時間を通じて、利用者様が日々元気に過ごせるよう、体力維持や健康管理のお手伝いをしています。
PM15:00~
おやつ・休憩
おやつの時間は、利用者様にとって楽しみのひとつであり、リラックスできるひとときです。
美味しいおやつを皆様と一緒に楽しみながら、和やかな雰囲気の中で会話が弾むことも多く、利用者様同士の交流も深まる大切な時間です。
おやつをいただいた後は、休憩時間を設けており、この時間にリラックスしていただけるよう心がけています。
おやつの後には、お昼寝をされる利用者様もいらっしゃり、各自が心地よく過ごせるよう配慮しています。
休憩中の静かな環境づくりや、利用者様のご様子を見守りながら、必要があればサポートを行います。
こうした休憩の時間は、午後の活動に向けて体力を回復し、リフレッシュするために重要です。
おやつや休憩の時間が、利用者様にとって穏やかな一日の一部となるよう、私たちスタッフも細やかな配慮を大切にしています。
PM15:30~
帰宅準備
利用者様がご帰宅される時間が近づくと、朝の送迎と同様に、スムーズかつ安全にお送りできるよう、送迎の準備を進めます。
利用者様が安心して一日を終えられるよう、持ち物の確認や服装の整えをお手伝いしながら、一人ひとりに丁寧に対応しています。
また、帰り道の安全を確保するために、天候や交通状況を確認し、最適なルートを選びながら配車を調整しています。
ご帰宅の際には、朝お迎えした時と同様に、利用者様に声をかけ、笑顔で送り出すことを心がけています。
送迎車内でも快適に過ごしていただけるよう、温度調整や安全確認を徹底し、リラックスできる空間を提供しています。
ご自宅に到着されるまでが私たちの大切な役目であり、一日の最後まで気持ちよく過ごしていただけるよう、細やかな配慮を欠かさず努めています。
PM16:30~
ご帰宅
ご帰宅の際には、朝と同様に利用者様を丁寧にお送りし、安全にご自宅までお送りできるよう心を込めて対応しています。
送迎担当のスタッフは、利用者様が快適に帰路につけるよう、車内の温度や座席の安全確認を行い、リラックスした状態で帰宅いただけるよう配慮を重ねています。
利用者様一人ひとりに「今日もありがとうございました」とお声がけし、笑顔でお見送りすることで、気持ちよく一日を締めくくっていただけるよう努めています。
一方、送迎担当ではないスタッフは、利用者様がご帰宅されている間に施設内の掃除や整備を行い、翌日の準備も同時に進めています。
掃除では、施設が清潔で快適な環境を保てるよう、細部にまで気を配って隅々まで清掃を行っています。
また、必要な備品の確認や、翌日のプログラムの準備なども行い、利用者様が毎日安心して過ごせるように環境整備を徹底しています。
こうして、利用者様の一日をサポートし、翌日も気持ちよく迎えられるようスタッフ全員で協力しています。
PM17:20~
終礼
終礼では、すべての送迎が終了した後、スタッフ全員が集まってミーティングを行い、申し送りや一日の振り返りを行います。
この時間は、スタッフ間でその日の出来事や利用者様の様子について情報を共有し、翌日以降のケアに役立てる大切な場です。
利用者様一人ひとりの状態変化や、特に配慮すべき点についても話し合い、チーム全体で共有することで、質の高いケアを継続して提供できるようにしています。
また、一日を通してスタッフは多くの記録作業や連絡帳への記入といった細かな業務も並行して行っています。
利用者様のケアに関する詳細な記録を丁寧に残すことで、次回のケアやご家族との連携に役立てています。
こうした細やかな業務が積み重なることで、一日はあっという間に過ぎていきますが、終礼で一日の流れを振り返ることで、達成感と共に翌日の準備にも意欲が湧いてきます。
毎日が充実しており、利用者様とスタッフの笑顔が続くよう努めています。
PM17:30~
帰宅
次の日の準備を整えたら、その日の業務は終了です。
日々のスケジュール管理がしっかりと行われているため、ほとんど残業が発生せず、決まった時間に帰宅できることが多いのも働きやすさの一つです。
こうして家庭で過ごす時間がしっかり確保できることで、リフレッシュしながら仕事に臨めるようになり、ワークライフバランスも充実しています。
帰宅後には、気持ちを切り替えて趣味やリラックスできる時間を持つようにしています。
仕事がスムーズに終わることで、プライベートの時間も楽しめ、心身ともに健康を維持できる環境が整っています。
日々の業務を丁寧にこなしながら、しっかりとオン・オフの切り替えができることが、私にとっての働く上での大きな魅力です。